kayakaya日記
Aug 02, 2009 (Sun)
# mixiでの出会いについてプレスリリースを読んでみました
mixiの利用規約改正に反対ですという日記を書きましたが、今も昔もmixiは同じで、変ってないとはこれぽっちも思ってません。では、昔はどうだったのかと思って、プレスリリースなどを読んでみました。mixi内部をサルベージすれば、もっと濃ゆい話ができるのですが、クローズドなサイトのものを公開するのもどうかと思うので。なお僕はmixiのコミュニティ機能にあまり関心がありません。コミュニティ以外での友人発見あるいは新たな出会いの視点で書いています。この点では分析力に欠けると自覚していますが、自分のふりかえりが目的なので勘弁くださいませ。
2004年3月、mixiオープン
ソーシャル・ネットワーキングサイト『mixi(ミクシィ)』は、既に知っている人との人間関係をもとに、人と人との繋がりを強調したサイトです。知らない人同士が知りあうのではなく、既に知っている人と旧交を温め、さらにその知人を通じて新しい知りあいを得ることにより、知らない同士の出会いによる危険を回避するよう設計されています。
『mixi』は、紹介以外のコミュニティ参加を規制しているため、非常に高いトレーサビリティを誇ります。このため、コミュニティ内における悪意ある行動を抑制し、また仮に問題が起きたときも原因究明が容易です。
リリース当初のmixiには、見ず知らず同士の出会いはしてほしくない、設計思想としても見ず知らずの出会いはできないようにしたい意図があるようです。ここで注目したいのは、mixiで新しい知り合いを得ることは、むしろ良いことだと捉えていることです。なお、ここでのコミュニティは、現在mixiに存在しているコミュニティではなく、mixi全体をコミュニティと指しているのだと思います。
【『mixi』サイトの楽しみ】 ・直接の友人/知人(1ディグリー)の人たちとの友情を深める、または旧交を温める。 ・友人の友人(2ディグリー)以上の人たちへの、繋がりの確認と新しい出会い。
このように楽しみ方が2つ提案していて、友人の友人というという繋がり、つまりソーシャルな関係を大切にしたいという意図が前面に出ています。mixi事務局が、異性との性的出会い以外の出会いも禁止するとして、コミュニティなどを閉鎖する、いわゆる「出会い狩り」が問題になっていますが、この当時は普通に「出会い」という言葉を使っているところが興味深いですね。
mixiで結婚した人たちの言動を見てみる
ところで、プレスリリースとは関係ありませんが、mixiで知り合って結婚したカップルがいたことは覚えていますか? 2005年の出来事です。
mixiで出会ったという2人は2004年当初のユーザで、mixi全体のユーザは数千人。ここは注意して読む必要があります。僕がmixiに入った時が3000人程度でしたから、たいていのマイミクのマイミクでもネットで名前くらい知っている人でした。ニックネームでたいてい分かるという感覚はありました。なんとなく顔見知りのような雰囲気はあったと思います。少なくとも危険という意識はないというか。とはいえ、なんであの人をmixiに誘ったのよ、というトラブルはあったと記憶しています。
話を戻して、当時のmixiがどれだけ牧歌的かというと、
「気になる人がいる」——ある日ユリヤさんは、マイミクの友人に打ち明けた。といっても軽い調子で。友人と2人で、mixiの“いい男”を探す遊びの一環。素敵な人を見つけては、友人と「かっこいいね」と言い合っていた。
で、その"いい男"の一人のMonttyさんの日記にコメントしたのが、きっかけでマイミクになり交際して2人は結婚したそうです。今では知らない人にあしあとをつけるのもはばかれる雰囲気がありますからね(僕は平気でつけてますけど)。けれども、ニュースの最後はこう結ばれてます。
2人が知り合った当時、人口数千人だったmixiは、1年ちょっとで100万都市に成長した。気づいたら、隣は知らない人ばかり。mixiで出会いを求める男女につけ込む、犯罪まがいの話もちらほら聞くようになった。
彼らがあのとき、普通に出会い、普通の恋ができたのは、奇跡に近いできごとだった。「今のmixiだったら、きっと出会えないと思う」——2人はそう言って、うなずきあった。
繰り返しますが、この話は2005年です。この時にはもうmixiは男女が出会う場所ではないのでは?という感覚は大半のmixiユーザに共有されていたのではないかと思います。
この当時のプレスリリース、イー・マーキュリーのSNS『mixi』、ユーザ数100万人を突破 を読むと、2005年8月1日にmixiのユーザは100万人に逹っしてます。当時のアクセスが大半はPCからで、携帯はまだ一部だったようです。プレスリリースには携帯からのPVの数字は書かれていません。携帯電話の利用ユーザ数は約20万人とだけ記されてます。
2006年7月、500万ユーザ
mixiユーザが500万人になったプレスリリースで興味を引くのは男女比率半々になったことです。実はちょっと女性が上回ってます。
mixi500万人のユーザー特性は、女性50.5%、男性49.5%と、調査開始後はじめて女性の割合が1.1パーセントポイント男性の割合を上回りました。これは日本の全インターネットユーザーの女性48.0%、男性52.0%と比較しても、女性の割合が高いといえます*。
またデモグラフィは、10代が8.5%、20代が62.0%、30代が22.9%、40代が4.6%、50代以上が2.0%でした。
これは日本の全インターネットユーザーの10代が19.5%、20代が18.3%、30代が19.4%、40代が18.4%、50代以上が24.3%*と比較すると、mixiにおける20代の利用が非常に高くなっています。
現在のPC版は月間61億PV、モバイルは月間12億PVで、ログイン率(72時間以内に最低1回アクセスする率)も開設当初からの約7割を維持することができました。
青少年の健全さとか出会いの場所において、極端に男女比が偏っているならば、普通の出会いはなかなか成立しないはずです。例えば、非モテSNSでは出会いはないはずです(ごめんなさい、ごめんなさい)。正確な統計分析はしませんが、男女比率が現実と同じになった点では、mixiは現実の社会と近くなったと云えるでしょう。もっとも年齢層毎の男女比率は知りたいところですが。2006年になっても、PCからのアクセスが大半です。それでも、mixiはインフラになったと主張するほどに成長してます。
2006年12月、名前などの公開設定の実装
500万人を突破した同2006年の12月、プロフィールに対する機能追加が行なわれました。氏名、性別の公開レベルをユーザが設定できるようになったのです。mixi内でユーザの情報を「見えなくする」試みが行なわれた最初の事例ではないでしょうか(日記の公開レベルは置いておいて)。興味深いことは、氏名を公開しても公開しなくても本人が選べるほうが現実社会に近いとmixiが考えていることです。そして、この実装について、mixiもかなり悩んでいることがプレスリリースからうかがえます。mixiをどう批判するのであれ、SNSとは何か、ソーシャルなWebとは何かを考える上で意味深いプレスリリースでしょう。
「今回氏名・性別の公開レベルが変更できるようにしたのは、多くの方が利用するサービスとなった『mixi』では、多様化するニーズにお応えするべきであると考えているためです。
現実社会をネット上に投影した世界がSNSとすれば、現実社会において、満員電車の中やすれ違う人全員が名札をつけていることはありません。ですから公開レベルを選べることは、むしろ現実社会に近くなると考えております。
ただし、弊社に寄せられるユーザーの方からは、”小学校の同級生に会えた"、"前の職場の人と再会できた"といった喜びの声が多数寄せられております。名前を全体に公開する以外にも、コミュニティや日記などを通じて、こうした経験を引き続き提供して行くことができればと思っております。
2008年、友人を発見する機能の追加
mixi内で氏名で検索できなくなると、当然知りあいなのにmixiで探せなくなります。おそらく、その不満を解決するための仕組みが必要になるでしょう。知っているかもしれない友人をmixiが提案する機能です。実装された時は今さらと何だかなーと思いましたが。で、この時のプレスリリースを読んでみると、
「あなたの友人かも?」では、友人の友人(マイミクシィのマイミクシィ)の中から、知り合いの可能性が高いユーザーを独自の解析方法で分析して表示します。共通のマイミクシィも表示することで、該当のユーザーが誰であるかを推測しやすくしています。 本機能の提供により、これまで『mixi』で身近にいながら友人であることに気付かなかったユーザーを見つけやすくなります。
友人と書いてますが、出会いと言う言葉はありません。現実の友人(あるいは旧友)に気付くためのツールですから、新たな出会いを見つけるものではないのでしょう。mixiオープン当初にmixiが楽しみ方として提案していた
・友人の友人(2ディグリー)以上の人たちへの、繋がりの確認と新しい出会い。
はどうなっているのでしょうか。マイミク繋がりでの出会いをmixiが積極的に否定しているとは文面からは読めません。けれども、mixiとしては新たな出会いの機能を提案しないよ、という意思表示だと思いました。仮に新たな出会いが可能だとしても、それを目的としていない点でmixiの意図が見えてきます。
おわりに
かけあしでプレスリースを読んでみました。mixiが発表しているプレスリリースの一部しか取り上げていませんし、もちろんバイアスもあります。また、携帯フィルタリングの導入の時期、EMA(モバイルコンテンツ審査・運用監視機構)の関係などと合わせて、書いたほうが記事としては面白いはずです。でも、そこまで追う気力はありません。また、それならばEMAへの批判を直球で勝負したほうが良い気もします。mixiがどう変わったのかなーという興味が発端で書いたので。でも、正直、オープン時の文面に「出会い」の単語があったのに、最近のプレスリリースからは消えていることには驚きました。それを確認できただけでも収穫です。
Aug 05, 2009 (Wed)
# 『パターン、Wiki、XP~時を超えた創造の原則』(江渡 浩一郎)
なんとまぁ、刺激的な本でしょう。刺激的すぎて、正直なところ、どうまとめて良いのか自分でも分かりません。個別に思ったことをつらつらと書いてみました。読書メモまとめなので、『パターン、Wiki、XP』を読んでない人は分からない可能性大な日記です……ご勘弁。
都市はツリーではない、について
人工都市(artificial cities)と自然都市(natural cities)。些細なことですが、アレグザンダーは計画都市(planned city)という言葉を使っていません。建築の世界はまったくと言ってよいほど知らないのですが、都市計画の用語では、計画都市が普通のような気がします。と思って検索してみたら、建築家の人は人工都市の言葉を好むみたいですね。
さて、「都市はツリーではない」では、京都が自然都市に分類されています。京都は今や古都ですが、当時は先進的な計画都市だったはず。それがアレグザンダーには自然都市には見えている。たいていの門前町や宿場町などは自然都市ぽい発祥ですが、計画的な都市も何らかの成長を経て、人間として美しいと感じられる自然都市になる、つまり都市は成長してゆくものだという点にアレグサンダーの立場を強く感じます。そこで気になるのは、当初はツリー構造として設計された都市も、結果的にセミラティス構造を持てば良いわけでしょうか。アレグザンダーはニュータウンを人工都市だとしています。では、今後これらの都市がどのように変遷してゆけば、セミラティス構造になって住みやすくなるのでしょう。そのような都市の住人としては、そこが気になりますよね。彼の参加の原理と漸進的成長の原理で、セミラティス構造になってゆくものなのかどうか。また、目に見える効果はあるのかと。住民参加と云えども、そこにメリットを見出せない限り、住民も街づくりに参加せずに、他の住み良い街に移ってしまうかもしれません。バークレーの再建は、住民参加だったにも関わらず、行政や法制度などの壁で実現しませんでした。彼のやり方では、現実の地域社会のあり方を変えられなかったという評価は興味深いです。もちろん1970年前半という時代抜きには語れません。とはいえ、インナーシティ化した街の再開発に住民参加で成功した事例も増えてきました。アレグザンダーの思想は今の再開発にとっても考える意義はあると感じました。そういえば、以前検索していて、川越の町並み保存にパターン・ランゲージが利用されたと知りました。確かに伝統的町並み保存には向いているかもしれないなと。パターン・ランゲージの受容という意味では気になります。普通の感覚としては、川越の町並み保存はそこそこ成功している事例ですよね。「パターン・ランゲージを用いた」くらいの表現で書いてあるので、過程が見えないところが残念なところ。
人工都市でも限りなく自然都市にしようとした都市として思い浮べたのが、フロリダ州にディズニーが造ったセレブレーション。システムのサブシステムにならないような……複合的な空間デザインをしている街、発想としてはセミラティス構造になるように造られていると思います。けれども、トップダウンでマスタープランにのっとって建設されたという意味では、バリバリの人工都市です。アレグザンダーが「都市はツリーではない」を発表したのが1965年、セレブレーションが1990年代。モダンな都市計画が見直された頃でしょうか。セレブレーションは、ディズニーの"ノスタルジック"な思いが反映されていますが、アレグザンダーのような考えはどの程度受け継がれているのか、またアレグザンダーは、セレブレーションをどう評価するのか、その辺りは気にかかるところです。アレグザンダーは非主流派な建築家だそうですが、皆さん人工都市には似たような疑問は持つわけですから、どこかしらで影響を受けているところもあったと勝手に想像します。派生しすぎると収集つけられないですが(建築の思想は知らないので暴走しそう……)。
「無名の質」 QWAN、について
「無名の質」って捉えにくいですよね。パターン・ランゲージのことから考えてみました。
- 人間は、訓練を積めば都市や建築の構造からパターンを見出せる
- 人間の直感はコンピュータが計算しきれない緻密なパターンの組み合わせを見出せる要素
アレグザンダーは見えないところにある技能や知、美を見えるにすることに関心があるよう読めます。「無名の質」はそう単純ではなさそうですが、感覚では、無名の陶工の作品から、美(機能でも可)の要素を集めてくるようなものですかね。すごい作品を創造やろうとして生み出されたものではなく、普通の日常生活や生産活動から発見されるものなのかな、と感じました。ただ、この手の話はどこにでも転がっていますから解釈がとても難しいですね。事実「無名の質」って何は人それぞれのようですで、
「アレグザンダーの追求した“無名の質”って、匿名(ななし)クオリティ=2ちゃんねるやニコニコ動画のことじゃね?VIPクオリティってことでおk?」("無名の質"とは自然都市が「なんかいい」と感じられることだったり、「自分が最もいきいきする」ことだったり。)
という発言も。シンポジウムの動画はまた見てないので、これだけ抜き出すのは卑怯かなーと思うのですが。まぁ、釣りみたいな文句なんで、釣られてみましょう(笑)。実際、名言だと思います。けれども、匿名を意識した活動の積み重ねが「無名の質」ではないでしょう。匿名も、実名であろうとも、誰かしらの日常の積み重ねから発見されるクオリティが「無名の質」なんじゃないかなーと。匿名性の問題は関係ない。匿名の集積のこともあるだろうし、ただ一人の特定される個人の活動かもしれません。著名なプログラマのコードにも潜んでいることがあるのではと思うくらいです。ただし、結果として属人性はあまり意識されないでしょう。パターンが今まで見えてなかった構造や知を発見して見えるようにたカタログとして考えれば、その対として、発見されるものとしての「無名の質」があると捉えました。「無名の質」の本質ではありませんが、「無名の質」を考えるきっかけにはなるかなと感じてます。しかし、実際のところ、老子が出てくると……迷宮に入りこんで二度と帰ってこれないかもしれませんね……。
ソフトウェア開発におけるデザイン・パターンとXPについて
受託や請負の仕事をしたことがある開発者なら誰でも考えることだと思うので、書いておくと。デザイン・パターンが受け入れられて、開発プロセスをラディカルに変えなくても導入できたからでしょう。開発者同士のコミュニケーションや設計法や実装の考えとして使うのに有用だったと思います。僕自身デザイン・パターンというものがありますよと紹介して、こんな風にやりましょうと云えましたし、こんな風に実装しましょう、と合意するのにデザイン・パターンを使った覚えがあります。
で、この頃にはXPの話も聞こえてきました。でも導入できるのコレ?という噂なんです。etoさんの本を読んでみて改めて感じたことは、XPの原則は、漸進的(incremental)が強調されていますが、XPの開発に至るまでの過程はぜんぜん漸進的ではないだろうな、ということです。ふりかえると、アレグザンダーの東野高校のプロジェクトの失敗理由ですが、漸進的成長の原理に反してゼネコンによる施行だったからということが述べられています。バークレーの再建では行政や法制度などの壁でした。いざ、パターンによるまちづくりを実践に移そうとした場合、障害は社会制度です。利用者と設計者によるまちづくりを目指しているのに、それを取り巻く制度に邪魔されてしまう。XPはプロセスですから、開発プロセスを変えることになります。開発を取り巻く制度に挑まないと、XPに辿りつけないでしょう。ITゼネコンという言葉もあるくらいでから。XPへ至る道程は漸進的でなくて革命的にやらないと実現不可能な気がしてなりません。ここは、アレグザンダーが直面した問題と同じなのかなと。どう越えられるのか。そこが評価の難しいところだと思います。
Wiki、 Wikipedia
Wikiの系譜と、Wikipediaの系譜というのは違うものという印象も受けました。極端な話では、WikipediaはWikiである必要があったのかなぁと。そこにWikiがあったからWikipediaを使ったという理由が大きいのではないでしょうか。Wikiのカニングガムを遡ればアレグザンダーに辿り着きますが、Wikipediaのジミー・ウェールズの思想的な背景はアレグザンダーではないでしょう。彼はアレグザンダーを知っていると思いますが、彼にとって大切なことではないように思えます。ウェールズはアイン・ランドの愛好家であったと書かれています。etoさんの本には書かれていませんが、検索してみるとウェールズはハイエクに影響を受けているらしい。検索したけれど元出典に辿り着けず……。ですから、らしいくらいにしておきます。まぁ、具体的に誰の影響というよりは、漠然とオープンソースの流れだと思っているので、こちらの系譜は追わないとダメでしょうねとは思ってます。
パターン、Wiki、XPって?
Wikiは革新的なものだと思ってましたが、その背後にある設計思想は実はちょっと違うんだ、という感想です。ラディカルかもしれないけれど、革新的ではないという意味。
さらに、そこには合理的な判断を常に下すことができるという人間観はありません。あまり近代的ではないと感じたのです。モダン(ま、漠然と近代で)な人間観では人は合理的な判断を下すものだと捉えています。ボトムダウンにしろ、トップダウンにしろ、人は合理的に考えてゆけば、適切な成果物が出来上がるという前提に立っているでしょう。逆に、同じ近代でも、人の合理的判断には懐疑的である人たちは、市場の原理に委ねようという発想に向います。近代といっても思想家によって様々な人間観はありますから、一概に断定するのは要注意です。けれども、合理的な判断を下してゆけば良いものができるはず、そうでなければ、市場や競争に委ねるという対立の流れがありました。しかしまた、そんな単純なものではない、という事実を、たいていの人は実感しています。まぁ、人は単純でないですよね。
Wikiは有機的な結合や漸進的成長の原則を重んじてますが、これは、そのままWikiの使い手の人間にも当てはまるのではないかと強く思いました。変な言い方ですが、「人の考え方はツリーではない」です。人の思考にはセミラティス構造なところがあります。そう割り切れません。様々な考え方が複雑に絡みあって重なってます。このような人への見方(人間観)が適用できる場所では、『パターン、Wiki、XP』の考えも適用するのだろうなと思います。おそらく、人はツリーの一部というところでは成功しないはずです。きっと部品として人を考えざるをえない場所ではXPは無理でしょう。このような話をするとまた暴走してしまうので、この辺りでやめておきますが、アレグザンダーの人間観に同意できるかどうかは重要な気がます。大切なのは誰の考えであろうと、「住みやすい」町を求めると、「生きやすい」人には繋がるのでしょうね。開発もそうなんだろうなぁーと。
自分の話も収束していないのですが、収束しないで、どんどん話しが出きてしまうところが『パターン、Wiki、XP』の最大の誉め言葉です。終りがない物語を読んでいる感じでした。
しかし、とりあえず、こんな思考の人間が、Wikiばなに行ってよいのだろうかと思わないでもないですが、都合もついたし行くのです。楽しみ!
Aug 06, 2009 (Thu)
# tDiaryを2.3.3に追従
tDiary 2.3.3がリリースされたので、この日記も更新しました。
一つ問題が……。非ASCII文字のカテゴリーのリンクをクリックすると、 Internal Server Errorになります。ASCII文字のカテゴリーは問題なし。2.3.2系では問題なかったはず(気のせいかな?)。例えば、
http://kayakaya.net/d/?category=眼鏡
のクエリーを投げると、
500 Internal Server Error undefined method `keys' for nil:NilClass (NoMethodError) (plugin/category.rb):127:in `block in category_list_sections' (plugin/category.rb):114:in `each' (plugin/category.rb):114:in `category_list_sections' (TDiary::Plugin#eval_src):23:in `block in eval_src'
となります。眼鏡でnilになるなんて! 切なすぎる。どこですっぽ抜けてしまったのかソース読んでいるけど……うーむ、という所です。眼鏡が%E7%9C%BC%E9%8F%A1に変換されていないオチはないと思うので、そこから先の話ですよね、きっと。
# section2_footer.rb
section2_footer.rbを導入していたのですが、僕が使っているのがDeliciousだけなこともあって、はてなブックマークなどを表示するyamlを置いてませんでした。先日の「mixiの利用規約改正に反対です」の日記が、はてブで39のブックマークされたこともあり、ブックマーク数は見えたほうが良いのだなーと実感した次第(ユーザ視線なさすぎですな)。利用者が多いと思われるdeliciousとはてなブックマーク、livedoor clipにしておきました。あまり多いと見栄え悪いですからね。
ちなみに、件のmixi利用規約の日記は、urlの関係で4ブックマークという表示になってます。
Aug 08, 2009 (Sat)
# なぜ20歳以上で参政権も剥奪されていないのに投票できなかったのか
年齢満20歳以上があっても、国政選挙に投票できなかった嫌な思い出を書いておきます。舞台は1995年の参議院選挙、投票日は7月23日。1975年7月3日生まれの僕にとって、初めて選挙権を行使できる選挙のはずでした。少しばかり喜んでいたのも束の間……。いっこうに選挙のハガキが届きません。同じ7月に二十を迎えた友人の所にはハガキが届いているというのに。いったいなぜ!?。
住んでいた自治体の選挙管理委員会に問い合わせたところ……。あなたは20歳以上ですが、住民票を移してから3ヶ月以上経っていません。ですから、選挙人名簿に記載されていないのこと。そう云えば、3ヶ月以上住んでいる必要があるんだなーと思って、前の住所の選挙管理委員会に電話したところ、3ヶ月前は20歳以上ではありませんから、選挙人名簿に載ってません。とのこと。えーっ(涙)という状態。前の選管に、国政選挙なのに変じゃないですか、郵送でもダメなのですか?と主張してみましたが投票できないとのこと。14年も前のことなので、細かい説明の字句は覚えてませんが、だいたいそのような説明だったはず。そんな話があるのかと、しょぼんとしたような。
時系列だけ書くと、
- 住民票移動 4月上旬(日付の記憶はもうない)
- 誕生日 7月3日 ← 20歳になったので選挙権発生
- 公示日 7月6日
- 住民票移動3ヶ月経過
- 投票日 7月23日
という流れ。
公職選挙法第九条 日本国民で年齢満二十年以上の者は、衆議院議員及び参議院議員の選挙権を有する。
はどうなってるんでしょうね。当時なんちゃって法学部生だったので、六法全書の公職選挙法を読んでみました。が、なんかもう面倒なのでやめました(法律の細かい所に興味なかったし……)。もう過去のことなので今さら過去の選挙に投票させろとは言いませんが、こんな馬鹿みたいな話は嫌ですね。こんな仕打ちを受けて、よく次の選挙には真面目に行ったよ、エラいね自分。これから住民票を移そうと考える二十前の人は、計画的に住民票を移したほうが良いかもしれませんね。なお、現行法と現行法の施行がどのようになっているかは調べてません。現在の法律の裏付けはまったくありませんから念のため。過去にあったことのメモくらいの位置付けです。法律ってまったく面倒ですね(時に武器なんですが)。
おしまい。
Aug 10, 2009 (Mon)
# 第七回Wikiばな 〜 Wikiの起源へ〜
8月8日土曜日に第七回Wikiばなに行ってきました。帰って日記を書くまでがWikiばならしいので、忘れずに書いておきます。だから日記を書いた日がWikiばななのです(後で書くにもほどがあります)。Wikiばな関係は、2005年12月のWiki小話Vol.4以来の参加。あれから4年近くも経っているかーと感慨。兵庫から日帰り参加でハードでしたが、Wikiばな楽しかったです。スタッフと発表者の皆さん、そして参加者の皆さん、ありがとうございました。
内容は手書きメモと感想の対になってます。事実の確認はUstreamの録画や WikiBana/VOL.7/参加者による報告リンク集をあたってくださいね。
Wikiの起源へ by 江渡浩一郎さん
- 江渡さんに個人にとってのWiki話
- sysopが書いた内容を削除したという事例を海外のコンピュータ雑誌で読んで驚いた
- パソコン通信ハンドブックで、情報民主主義を提唱されているのを知り、パソ通を初めた
- 江渡さんの興味はパソコン通信への技術的関心ではなく、情報民主主義に参加するという意識があった
- 大学ではインタラクティブアートに取り組む
- ネットワークは使うだけではないので、見るだけではなく書き込めるページを作りたい
- そこにCGIが登場して飛び付いた
- ユーザ参加によってなされるコミュニケーション空間に焦点を当てた
- それができた背景には、KFCの普及活動もある
- 産総研に就職してWikiを知る。2002年のこと
- Wikiは技術的にすごくないのに使うとすごい落差がある
- 芸大でWikiを使うことにした
- 教員と学生が共同で新しいキャンパスを作っていこうという理想があった
- qwikiweb
- Wikiの調査をして、Wikiの機能とは何かを問う
- 結局、パターンは自分で作ってみないと分からない
- で、何がいいたかったのか?と言われる (← かなり会場が和んだと思う)
- 使い方firstで機能がある
- 吉岡さんとの質疑応答
- 情報民主主義と関連して、濱野さん*1のことを少し
- 情報決定論と社会決定論でもなく第三の道を探りたいとのこと。
感想
江渡さんのパソ通への興味はいきなり情報民主主義で逆だったのか、と驚きました。参加という意識が強かったのだろうと勝手に想像しています。芸大Wiki(このような名前かは失念してる)の背景に新しいキャンパスで、教員と学生で一緒にキャンパスを作ろうという意識があったところに関心が向きました。「参加の原則」が暗黙としてあった事例なのでしょうか。
『パターン、Wiki、XP』を読んで思ったのは、とにかく自制して自説を抑えて書かれている印象を受けたので、そのいきさつ話を知ることができた点で良かったです。
レビューパターン by 稲尾尚徳さん
- 『パターン、Wiki、XP』の編集担当
- WEB+DB Plusの人。WEB+DBの執筆者が会場にたくさん
- 江渡さんが執筆者だが、レビューアとして複数(全員が発表者)が参加
- shinoさんが2部と3部を入れかえる提案をする
- 角谷さんがアレグザンダーの6つの原則とWiki、XPの比較を提案
- 島田さんが影のMVP
- 執筆用に2つのMLを用意、qwikweb
- レビューアも参加
- 稲尾さんと江渡さんだけ
- 編集の稲尾さんが江渡さんに苦言を呈するくらいになったらしい(笑)
コメント
執筆者が開発したWiki(ML)を使って、Wikiに関する本を執筆編集している……紙とインク、入力端末、ネット端末としてPCなどのハードウェア以外は……つまりソフトウェアの部分は全部自作。おまけにオープンな編集作業、ある意味全体がWiki的な本だなぁと実感した次第。実際に、『パターン、Wiki、XP』出版までの経緯本を作ったらどうかという声が会場から複数出てました。その本が馬鹿売れして、その後にレビューパターンだから、真似しただけの編集ルールにしちゃダメよという流れ。それをネタに、さらにWikiばな開催となると面白いかもしれないと(不謹慎に)思いました。
稲尾さんはご自身で滑舌が良くない(Wikiとか発音しにくい意味で)と言ってましたが、全体として明確にしゃきしゃき喋る方だなーと思いました。
Wikizenアパート by 塚本牧生さん
- WikiZen
- Wiki + citizen → WikiZen
- SNSチームから仮想化チームへ
- 残してきたWikiがどうなるか心配
- 予想外にWikiが更新されていて驚いた
- 代替わりする感じ
- リフォーム (← いい表現だと思った)
- Wikiの住人が入れ替わる
- Wikiの住人という考え方
- 入れ替わる現象は「幸運」ではなく「一般的」
- 組織内Wikiで見られる現象とのこと
- 住人が入れかわるWiki
- 一戸建てではない
- ホテル暮らしではない
- マンションやアパートのようなもの
- なにかの活動のためのWiki
- 大学みたいに何年か通うような
- コアがある場合は活動する
感想
Wikiがマンションやアパートというたとえは、しっくり来るものがありました。Wikiは都市的だなと思うところがあり、その辺りについて、つかもとさんと立ち話できました。「都市はツリーではない」の都市の考え方とは違い、都市と農村(田舎)のような対比でした。
(うまく、説明できなかったと思うので、文章にすると、都市とWikiは似ている。定住者がいない。人が流れる場所だから都市ができる。その都市は一人の住人の所有物が少ない場所。そこはWikiと繋がるところあるかもしれません。農村では一戸建てがほとんどで土地はずーっとオレのものというのがです。農村の人間関係は濃密(と一般的に)言いますが、人と繋がってもWikiぽくはない。固定化された人間関係で動いている世界だからかなと。農村に古くからあった共有地は変遷してゆくものではない。とにかく、所有に対するイメージを考えないとWikiを語れないはず。というのが近頃の疑問。そういえば、Wikiでもスレッドモードからドキュメントモードに移るときには、何となく共有だけど個々の編集成果を、完全に共有にしてしまう。それをやりやすいところ、やりにくいところの線引き(勘所かな)というのは重要かなと思ってます)。
このアパートのイメージは一刻館というのがTwitterの発言でありましたが、確かにそういう感じがしますね。
「老子」からWikiWayへ by しばむらしのぶさん
- インド、東洋に反応
- オレゴン大学、ヒッピー文化に反応
- WikiWay
- WayはTaoの道
- Taoの言葉が使われていない理由
- 2000年にTaoの言葉を使うのは恥かしかったのではという指摘
- その時のスライドの写真は長髪なヒッピー(笑)
- 老子について
- 老子は誰かという諸説紹介
- オススメの老子本紹介
- 「無名の質」 ≒ 老子
- ( 時間切れでWikiWayに戻れなかったのが残念)
感想
直球勝負(これを変化球と捉えるか/直球と捉えるか)で「無名の質」から老子に入っているのでスゴイと思いました。Wikiの源流地偵察隊という感じでしょうか。僕は東洋思想は苦手なのでWikiWayの道のりをTaoとして辿るのは僕には無理だなぁ。うう(涙)。この方面で攻めてくれる人はいてほしいです。
第一回Wikiばなの参加者ついて触れられていて自分の名前が出ていて驚き。来場者の立場は僕だけなんだなぁ……。これについては、Wikiばなに参加できなかった期間のことなど、いろいろ思うところはあるのですが、僕自身は今回参加できただけでも良かったです。
C2Wiki、カニンガム、WikiWay by 島田慶樹さん
- C2 Wikiについて
- 各ページの解説
- WalledGareden
- ページのリンクはあるが、外のページにリンクしてない閉じている
感想
C2 Wikiは知らない人(見たことがある程度なので)ほほーうと思いまいた。WalledGaredenなんてものもあるのですね。閉じていても関係したいという欲求は当時もあったのかな。島田さんがデスマ中とは知っていたのですが、確かに疲れて見えて心配になりました。なお、島田さんはもっと評価されてしかるべき人だと思ってます。Wikiエンジンの実装者ですし、S式プラグインもあります。
The Nature of Order by 中埜博さん
- 「無名の質」
- 名づけらないけど感動する
- 第六感をもって発見
- 美
- 正しい
- 無我
- etc...
- 感動する質
- ( 無自覚の分化 )
- 「生命構造」
- 「命の質」
- 美しいモノの実験
- 写真を見せて
- アレグザンダー
- ソフトとハードの一体性
- 中世は一体
- 近代は専門家
- アレグザンダーは専門家の分化がうまく働いていないと指摘
- 専門家だけの手が
- 第三者が入ることによって良くなるさらに強いネットワークが形成される
- 個性があるけど共有しているものもある、無意識の共有
- ツリー構造の欠陥
- マインドマップ批判(笑)
- コンピュータのデータ
- 平等だと考えられている
- ソフトとハードの一体性
- ボトムアップの法律はない
- カーペットの模様から発見するもの
- 形はルールではなく、言葉として表現されるもの
- SPTプロセス
- 兵隊さんとスープの話
コメント
アレグザンダーの研究を実践してきた建築家の話だけにドキドキ。無名の質は「生命構造」や「命の質」とい言い切るだけあって、エネルギッシュで引き込むがの上手いという印象。中埜さんのがとても分かりやすかったのに比べると、この発表は聴衆をカオスに追い込む演説だったような。そこが魅力的でもありました。
ただ、無名の質が生命の方向、定義しにくい方向に向いているのが気になってます。実際のところ目に見えるパターンについて議論することはできるけれど、見えない「無名の質」について議論しながら、合意するのは難しいはず。その意味では、パターンを見つけられる、少なくとも見つける意欲を持つチームやコミュニティ、建築に参加るする人数は鍵になるはず。そのような研究はあるのかなと気になりました。実際にパターンを(もの|まち)づくりに使う上では外せないところかなと思うのです。
The Nature of Software Development by 角谷信太郎さん
- 構造保存変換
- 漸進的成長
- アジャイルには「俊敏な」だけではなく「いきいきとした」という用例がある
- 「自然なソフトウェアってあるのかな?」
- ハッカーとか、オープンソースの慣習、文化がソフトウェアの自然
感想
角谷さんの独特のスライドは見たことがあるのですが、スライドではさっぱり分からなんなーと思い(失礼!)、その後ustなども見ふと何となくイメージが掴めたような気もしたけれど、やっぱり生で見ないと分からないタイプの発表の人なんだろうなーと思っていたらやっぱり。独特のスライド、身振り手振りが大きい、もう体全体で表現しているぜ!というライブ感がスゴイかったです。
自然なソフトウェアという言葉に引かれるものがありました。僕がハッカーとか、オープンソースの慣習、文化とは無縁に近い開発のところにいたからかもしれません。
Wikiみたいなマンション、"沢マン"。そして"The Nature of Order"へ by 懸田剛さん
- セルフビルドマンション、鉄筋コンクリート、違法建築(ぇ
- 沢マンの方法は経営的にも合理的
- 1F完成→部屋を貸す、2F完成→部屋を貸す、3F完成→部屋を貸す
- コミュニティの生成
- 普通のマンションでは住人の関係性はない
- 沢マンを中心にしたコミュニティ
- つくる人、つかう人の近接化
- Community Generated System (CGS)
- 漸進的成長
- 途中で中止可能
- システム開発の話では
- フレームワークは生産性はイイけれど、変更するのが大変
感想
沢田マンションは自作マンションくらいしか知らなかったので、懸田さんの発表を聞いて驚きました。帰りの車中で会場で配布されていたEM-ZEROを読んでふむふむと。建築やソフトウェアだけでなく、都市計画やコミュニティ論の社会学者も行くべき。特殊な例だけど、原点ではあるありますもん。どのように交流を活発にする仕組み(ベランダ兼通路)を作りつつ、そしてプライバシーを確保しているなどが漸進的成長によって作られている事例として興味深いなぁと思います。
LT
LTなるものを初めて見たのですが、メモするのは諦めてほとんどぼーっと体感して見ていたような。もちろん銅鑼も初めて。
- 江渡本、Wikiばな、Wiki Way by yomoyomoさん
- 踏み石の話にじーんとなりました
- Wiki == Web または eto本のp119でごはん3杯おかわりする方法 by 荻野淳也さん
- テレビと受像機の関係は、Wikiにもあって、Wikiエンジンと書き換えらえるという編集機能とそこから派生する活動などが複数あってややこしいなと。
- パターンがないというパターン - 茶室という建造物 - by 渋川よしきさん
- 茶室はギャップ萌え
- Wikiのカタチ by artonさん
- カタチって何だろうと思っていたら、可視化だったとは! 続きは懇親会で(涙)。
- 小人は何をする人ぞ——Wikiのユーザ行動を探る by svslabさん
- このような学問的な分析は知りたい。
- 「小人さんは死んだ」 by ただただしさん
- 実は小人さんを救え、護岸パターン、河口堰パターン、ダムパターン……(笑)。小人さんの敵を具体的なWikiを事例にして。救済案を提案。動画でぴったりの時間にする発想がスゴイ。
- Wikiの商業的なサービスを始めます by 須佐忠弘さん
- デヂエは使いやすいという声はよく聞くので、Wikiの商業サービスでもデヂエの文化を組込めると良いかも。
- Wikiパターン by kdmsnrさん
- wikipatternsの紹介。パターンの例になる絵が……。ネタ的コミュニケーションが上手な人だなぁ。ある意味これもギャップ萌えなんですかね。wikipatternsは翻訳で読んでみたいです。
- 勉強会とパターンとWikiとXPとオープンイノベーションと by よしおかひろたかさん
- 真面目にこういう勉強会は民主主義にとって必要な善だと思いました。政治目的でなくても民主主義に役立ってるはず。政治思想ではトクヴィル的な文脈で。
- Wiki+Gyazo=Gyazz! by 増井俊之さん
- テキストエリアなしにシームレスに編集できるのが増井さんらしいなと思う。おおー、へーっと見惚れてしまった。第一回Wikiばなの廃れ表示機能のデモを思い出したかも。この手のものは慣れると便利なのですが、これが編集できるものだと気づける人はどれだけいるのかな。
帰りの車中でメモした独りつぶやきみたいなもの
- Wiki的と言われても、今だに落ち着く先が見えてこない、いつまで経ってもデジャブなところはある
- だからWikiばなネタがあるんだろうなー
- 無名の質について、「 "なぜだか分からないけど" 美しい、いきいきしている……。「なぜだか分からないけど」、「なぜだか分からないけど」のループ」とtweetしている
- 「なぜだか分からないけど」を少し考えないでおきたい
- 参加と漸進的成長の原則が適用できる区分を考えてみる
- DIYできるもの、できないもの
- DIYできないものは存在しないのか
- DIYしたいもの、したくならないもの
- 人と関りたいところ、人と関わりたくないところ
- 根底では、人をリソースにしてだけ捉えてはダメな姿勢は必要
- 専門家主義はどうしてもリソース活用の方向に走ってしまう、利用者すらリソースにしてしまう弊害
- 吉岡さんのLTで、セミナーと勉強会との対比では、セミナーの場合の受講者はリソースになっているのではないか。
- リソースとして捉えると、人の関係が見えなくなりがち。
- 社会決定論と情報決定論に似た話はずーっと前からある。きっかけにはなるけど、それに囚われたくない
- 社会が個人を規定するか、個人が社会を規定するか、みたいな話はもう紙の上では古代ギリシャくらいかあるよね。たしか。
- マルクスの下部構造と上部構造の話も似ているところがあるし……
- 技術なり制度がその存在を意識させずに人に与える影響を考えたい。アーキテクチャーとかデザインの話にもなる。
追記 増井さんのことが抜けていたので追記。どこにもメモしていなくて記憶にしかないというのが盲点でした。申し訳ありません(平謝り)。
*1 『アーキテクチャーの生態系』の著者
Aug 11, 2009 (Tue)
# 「眼鏡」のカテゴリーリンクがエラーになる現象を回避
「眼鏡」のカテゴリーリンクでエラーになる現象は、かずひこさんにツッコミいただきました。category.rbを最新に更新して、チケットに書かれている方法で回避してみることに。これにより非ASCIIでもリンクが機能するようになりました。かずひこさん、ありがとうございます。ただ、問題は奥深いようでチケットの方法はアドホックな回避方法。推移を追うことにします。それにしても、文字コードにまつわる現象は厄介だなぁ。ううむ。
Aug 12, 2009 (Wed)
# 流体レンズ眼鏡!
流体レンズを使った眼鏡が出たそうな。流体の物質(?)を使うことで焦点距離を変化させるようです。手ブレ防止機能搭載のカメラレンズや双眼鏡でも流体の物質が使われています。眼鏡用レンズで実用化されても不思議ではないと思っていたので、実用化は案外早かったですね。
流体を左右のレンズで行き来させるのでフレームも特別仕様ですが、見た目は大げさでなく、普通の眼鏡と変わりません。そこは好感が持てます。焦点距離の調節機能が落ちた人で、頻繁に近くと遠くを交互に見なければいけない人には良さそう。例えば先生や講師稼業の人たちかな。気になるお値段が$895。さすがに気軽に買えませんねー。僕みたく焦点調整に困ってないならデスクトップ用とアウトドア用の眼鏡を数本持っているほうが安上がりです。それから、焦点が変われば見え方も違ってくるので慣れるのに時間がかかります。その辺りの違和感を克服できるものなのか気がかりです。頻繁に焦点距離を変えていたら疲れないですかね。眼科医でもなければ、眼鏡の専門家ではないので、その辺りは知りませんが。
まー、一本の眼鏡で事足りる眼鏡が普及すると、眼鏡フレーム好きな人たちには厄介な代物かも……。これは流体レンズをマウントする共通規格を策定させたら解決できるのかな。
# 「眼鏡」がエラーになったのはRubyのバグだったらしい
「眼鏡」のカテゴリーリンクがエラーになる現象を回避は、Rubyのバグだったようです。詳しくはBug #1929 [ruby-dev:39068]を参照のこと。かずひこさんにITSに登録していただいておきながら、言うのも何ですが、このような過程が分かるのは正直嬉しいです。
8年ほど前かな。JavaアプレットをJavaScriptからある操作するとブラウザが落ちる現象に遭遇し、追ってみるとJavaのバグ。バグとして登録されているけど、マイナーで優先度が低く修正されるまで時間がかかりました。今回の一件では、Rubyがオープンソースだからという理由とコミュニティ活動が優れているという両方の良さを実感しました(実感ですからね、実感、これ重要です)。
# Twitterしながらペルセウス座流星群を見る
自宅から少し歩いたところで、ぼーっとペル群を見るなど。
昼間にデッキの修復工事をしていて、もうぐてんぐてんに疲れたので、真面目に観測する気がほとんどなく(疲れてるとデータが悪くなるのは経験済なんで)、ひたすら観望にしてました。で、下弦の月が明るいので、iPhoneでTwitterしながら流観できるのではと思いやってみることに。iPhoneの輝度を最低まで落すと下弦の月よりも暗く、液晶の明るさが邪魔にならないのですね。条件が悪い流星群でしかできないのは残念ですが。
本当の流観みたく流星が流れるたびに「流れた!」「シュート!」とはつぶやいてませんが、曇ったり晴れたりする場合だと、曇っている時にTwitterできるのも良いですね。一人の流観だと孤独だし……。一人夜空と向い会う時間はとても良いものですが、曇りの待機はしんどいです。やる気を削がれますからね。とは云え、条件の良い流星群の時は、暗い夜空の観測地まで行くので、携帯の電波が通じるか怪しいところ。特にソフトバンクは僻地ダメダメ。まだまだ流観は実況と無縁かなぁー、でもやってみたい。
Aug 14, 2009 (Fri)
# シンポジウム「インターネットと選挙・政治を考える」
MIAU主催のシンポジウム「インターネットと選挙・政治を考える」をニコ生で視聴したので、思ったことを書きます。
アメリカのオバマの事例
今回のシンポジウムで出た言葉で興味を引いたのは、オバマはどぶ板をネットに持ち込んだこと。どぶ板選挙をできるインフラがネットに登場した頃にオバマの選挙とそれが重なったというのは言うまでもないですが。そしてマスメディアより先に自分のメディアを作りだした。ここが重要でしょうね。ちょっと引っ掛かのは、それができた土壌かな。
アメリカには個別訪問などが普及しており、有権者と候補者、それからボランティアが接触する土壌が十分にありました。そこから派生してソーシャルメディアが活用されている背景は注意しておくべきでしょう。たぶん、これを忘れるとネット選挙を解禁しても、政治家と有権者の関係はあまり変わらないのでは? ということを僕は感じています。特にソーシャルメディアの関連ではそう。
ソーシャルメディアでは、オバマと有権者が双方向で繋がれたことに関心が持たれてますが、実際のところオバマの発言数は少ないという指摘もありました。
僕が実際にFacebookなどを分析してませんが、そこでの友だち関係とコミュニティ活動が実際の選挙運動が結びついてるはず(NHKの大統領選挙の番組で見た覚えが)。ネット経由で地域の支持者の家のパーティーに集まるような感じでした。顔も見ないでソーシャルメディアを使って選挙をしているわけでない。なにしろ100万人のボランティアですからね。隣にいない理由がない。ま、ボランティアの感覚も違うでしょうけど、それは置いておいて。
日本ではいえばTwitterのフォローしている人に、マイミクに、選挙ボランティアがいる感じだと思います。これを許容できる、あるいはこれが普通の選挙だと思えるなら、ネット選挙、特にソーシャルメディアを活用したオバマのやり方は日本でも通用するはず。そうでなければ、従来のテレビや新聞を補完する形での、政治家ブログや政党サイト、それから意見集約サイトだけで終ってしまうと思ってます。だからダメだとは思いませんが、日常に政治が入り込んでいないとソーシャルメディアを使った選挙は難しいだろうなと感じますね(理論的根拠はないですよ)。
シンポジウムでは触れられませんでしたが、アメリカの大統領選で日本にないのが有権者登録。アメリカでは自分から有権者登録をしないと投票できません。選挙管理委員会から自動的に有権者にハガキが送付される仕組みはありません。有権者登録をしてもらうところから、候補者の選挙活動が始まるというアメリカ特有の事情があります。名簿を集める、名簿の人にコンタクトを取る、有権者してなければ登録してもらう、そして候補者に投票してもらう、という流れ。コストをかけてでも有権者を巻き込まないといけない事情がアメリカにはあります。それは忘れてはいけないでしょうね。個人的には有権者登録制度は馬鹿げていると思いますが。
政党が弱くて候補者が強い選挙という点では日本はアメリカに近いです。が、議院内閣制であることや連邦制でない地方自治制度という似通った政治制度である点で、イギリスにおけるネット選挙も気になります。
ちなみに、僕は個別訪問とネット選挙をさっさと解禁するのに賛成です。個別訪問とネットの両方が大事、ネットではダメだと思ってますから。その辺りはまた書くかも(その議論まで今は余裕ないという意味で)。
堀江さんの話で感じたこと
堀江貴文さんの話をニコ生とはいえ、リアルタイムで聴いたのは初めてかも。いろいろ批判はあるでしょうけど、確かに面白そうな人ですね。広島6区で出馬された経験を話されてました。もっと聞いてみたかったですね。実は堀江さんのツッコミの方が面白かったですけどね。選挙に出馬して、実際の有権者にリーチできないもどかしさってかなりのものですからね。本音から喋っていてとても好感持てました。僕のほんの少しの運動員経験でもそう思うのだから、候補者はなおさらのはず(慣れても達観できないだろうなぁ)。
選挙に行こう!
世代間対立を煽るつもりはないですが、今の投票率では政治家が若者の声を聞く、支持してもらう政策を出すメリットがないですからね。買ってもくれないお客に営業しても意味ないですからね。いくら将来の顧客でも今買ってくれないと見向きされないですよ。うわ、やば、若者にも支持される政策にしないと、若者がいる場に政治家が顔を出ななければと思わせないと。話題作りではなくてね。
投票に行って、若者世代の投票率を上げるしかないでしょう。どうしても支持する候補者や政党がなければ白票を投じる。白票はオススメできませんが、白票が多過ぎれば無効票の公表の仕方も変ってくるはず。投票用紙を箱に入れなれば始まらないですから。
# アメリカの、市民的、文化的、宗教的伝統を知るための本
アメリカ政治の土壌を知るための本を紹介します。どれも直球で政治ではありませんが、どれも政治と深く関わってます。オバマの演説本や大統領選本は他を当ってください。。
なぜ、この本を紹介するのか。たいていインターネットと選挙に関心がある人は、自立した個が繋って政治ができるという意識があると思います。地縁の選挙は嫌だと思っている人が多いのでは。問題は自立した個人の繋がりは実は難しい。何らかのコミュニティ、そこまで絆が強くなくても人の関係が必要になってくるからです。例えば、関係性が強いものでは宗教や地域コミュニティ、関係性が緩い集合離散できるものでは趣味の集まりなど。地方自治は民主主義の学校と言われますけど、それだけが学校じゃないよ的な話と。政治制度だけが民主主義じゃないよ的な話のネタ本です。
新潮社
¥ 1,680
文化人類学者によるもの。政治の話も登場するけれど理論書ではなく足で書いた本。取材記に近いので読みやすくてオススメ。ゲーテッドコミュニティ、ボストンの中心部の再生、メガチャーチ、郊外の街など。読んでいて飽きません。
中央公論新社
¥ 798
読売新聞の新聞が書いたもの。宗教右派と書いてますが、その話の前提になる、建国からのプロテスタントの歴史も説明されてます。新書一冊で俯瞰できる本は貴重だと思います。
柏書房
¥ 7,140
いきなり専門書ですが、下手な新書や解説書を読むより、パットナムの本を読むほうが得るものがあるからあえて紹介。用語が難解ではないので、丁寧に追ってページをめくる努力があれば、たいていの人は読めるはず。統計調査から、どのようにコミュニティが変遷したかを追っているは圧巻ですね。PTAは衰退したのか、ボーイスカウトはどうなったのか、新手のグリーンピースと支持者の関係なども書かれており、広くコミュニティを考える上での定番でしょう。パットナムの手法に批判もあるのですが、読んでおいて損しませんから。
ソーシャルメディアと社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)を繋げる話を聞きますが、社会関係資本は、パットナムのこの本が発祥なので、その意味でも外せません。
慶應義塾大学出版会
¥ 2,940
実はこれ読んでません。パットナム以降の話で必読らしいので掲げておきます。読まないと。と書いておけば読むはず(笑)。
Aug 15, 2009 (Sat)
# エゴサーチしたら日系人部隊の戦死者だった
2001年頃の話。僕がWeb日記を初める前のことだ。Googleで英語表記でエゴサーチ(自分の名前を検索するやつ)してみると、日本人らしき名前の名簿が検索上位に表示された。見た瞬間は分からなかったのだが、名簿に書かている数字が1943や1944、1945だから、リストは第二次大戦中のもの。それが日系人部隊の名簿だとぴんと来た。載っていたKAYA Satoshiは戦死者だった。1943年10月23日戦死とだけあった。その時の記憶は強烈に印象に残っている。
KAYA, SATOSHI 30102098 PVT "C" KIA 23-Oct-1943
- KAYA, Satoshi 番号(30102098)、二等兵(PVT)、階級(C)、戦死(KIA, Killed In Action)、1943年10月23日。
最初にエゴサーチした当時のデータではなく、最近検索したものだが、内容はこんな感じだったと思う。かなり簡素に書かれている。ページ上部のタイトルから、彼は第100歩兵大隊所属だと分かる。ちなみに日系人部隊は第100歩兵大隊と第442連隊の2つだけだ。
さらに検索してみて、"European Campaigns - Salerno to Cassino"を読むと、タイトルから、彼はイタリアのサレルノ上陸からモンテ・カッシーノに至る戦闘で戦死したようだった。戦死日は分かってもどこで死んだのか分からないので文章を読んでみる。S. Angelo D'Alife(Sant'Angelo d'Alife)という街の解放で戦死とある。地図とWikipediaで調べるとイタリア南部の小さな、のどかそうな街だった。日本語の言語で検索するとホテルの宿泊案内が出るくらいだ。今の人口は2406人とある。Google Mapで見るとこんな街だ。
その戦闘で第100歩兵大隊では、彼を含めて21人が戦死している。10月23日に近い戦闘の記述を読むと、529高地、630高地という名前が出てくる。どうやら彼はこの街の周辺の戦闘で亡くなったようだ。部隊は24日になって、Sant'Angelo d'Alifeの一角まで侵入している。部隊は10月いっぱいは市街戦だったのか、それとも周囲の掃討だったのか、ともかくこの付近で戦っていたようだ。彼が23日に戦死したのは分っている。でも、どのように戦死したのか分からない。即死だったのか、後方に送られて亡くなったのかさえも。当たり前だが、恋人はいたのか、なども想像してしまう。今検索して分かるのは、その戦闘での戦死者の一覧があるだけだ。
The 100th Battalion soldiers who were killed in the liberation of Sant Angelo d'Alife area are.
1. Arakawa, Harold J PFC Co A: 2. Ajitomi, Matsuei Pvt Co C:
3. Fukuyama, Kaoru Pvt Co D 4. Hamanaka, Fred Y. Pvt Co D.
5. Hasegawa, Kiyoshi PFC Co C: 6. Hirayama, Yutaka Pvt Co C:
7. Kaya, Satoshi Pvt Co C 8. Kiyabu, Ronald S Sgt Co A
9. Morihara, Arthur A. PFC Co A: 10. Murakami, Sakae Pvt Co C:
11. Murashige, Richard K S/Sgt Co A: 12. Naganuma, Martin M Pvt Co C:
13. Nagata, Hideo Pfc Co C: 14. Naito, Kaoru PFC Co A 15. Ozawa, George Y Sgt Co A 16. Riyu, ""Masatsugu Pvt Co C: 17. Sakamoto, Louis K S/Sgt Co C: 18.. Shikiya, Ted T Pvt Co A: 19. Takei, ""Yoshinobu Pvt Co A 20. Toyama, Richard K Cpl Co A 21. Yamanaga, Thomas I PFC Co A:
彼はハワイ州のEwaという町の出身だった。戦争がなければ農場でもやるのが夢だったのだろうか。他も調べると沖縄からの移民だったようだが、その元記事を追えていない。
こんな戦争の記憶なんて消えたほうが良いのかもしれない。感傷で調べたところで何になるのか、興味本位で調べただけと言われたら批判は受ける。ただ、同じ名前の人が日系人部隊の戦死者だったので気になった。日系人部隊でなくても気になる。なにしろ同姓同名は英語表記でも初めてだったのだから。それがまして先の大戦の戦死者だったしたら、心の片隅に残っても良いだろうと思っている。悲しいことながら。
さらに探すと彼の写真もあった(今はページエラーで見られないようだ)。僕とはおよそ似ていない彼。20代そこそこで戦死した彼。英語表記の名前でしか僕と同じでない。今、同じようにエゴサーチすると今では僕が上位にくる。死者の記録が、現在を生きる僕のただの日常の書き込みで埋もれてゆく。あえて、それを結んでみた。
Aug 16, 2009 (Sun)
# Amazon Product Advertising API のプロキシをテスト中
先日のtDiaryを2.3.3に追従はAmazonのProduct Advertising API対応でした。
8月15日からAmazonのAPIを利用するには署名付きの認証が必要……という話。これを回避するためにプロキシを使う方法になったのですが、この経緯はたださんのAmazon API認証のPROXYを書いたよ(AmazonのAPI認証導入はOSSに対する挑戦だよなぁを読んでください。
とまぁ、知ってそうに書いてますが、僕はtDiaryのAmazonプラグインはtDiary.orgのサーバにあるプロキシだけを利用しているのだと思ってました。ところが、amazon.rbを見てみると、Product Advertising API用リバースプロキシを利用していたのですね。リバースプロキシがプロジェクトに参加している各プロキシをまとめると。ふむふむ。そしてリバースプロキシには負荷がかかっているとのこと。
自前で設置すればプロキシの負荷の軽減になるので、せめて自分が使う分だけでもと思い、プロキシのCGIを設置しました。Amazon API認証プロキシの実装は複数あるようですが、今回は、
にしました。githubから最新版を取得して配置、yamlにAccess KeyとSecret Keyなどの設定を記述して、amazon.rbのurlを書き換えました。今のところ僕の日記ではエラーなく動いています。
次のステップは、Product Advertising API用リバースプロキシに登録して負荷分散させたいですね。さくらでの運用にも耐えうるのか、それともGAEの方が良いのか気になるところ。GAEもさくらも共用には違いないのですが、さくらはアクセスが集中してお隣に迷惑かけると洒落にならないですし。重い処理ではないので、とりあえず運用してみる方向で考え中。やってみないと分からないだろうし。
Aug 17, 2009 (Mon)
# Product Advertising API用リバースプロキシに登録してみた
amazon-auth-proxyをテスト中で設置したリバースプロキシを、Product Advertising API用リバースプロキシに登録しました。プロキシへのアクセス数が読めないところもあり、まずは日本語ロケール(jp)のみで運営を開始することに。共用サーバなのでお隣さんに迷惑がかかるのを避けたいのですよ。今はとても静かですが。
一番悩んだのは、登録に使うOpenIDをどこにしようか? だったりして(嘘です)。
# 18日公示後候補者はネットでは沈黙
ネット上の選挙活動ができないなんて、今回の衆議院選挙を最後になってほしいですね。今まで候補者が熱心に更新してきたTwitterやブログは18日0時前に更新が止まりました。次に更新されるのは31日以降のはずです。脱法行為がなければ。
とはいえ、候補者ではない政治家のネット上での活動は選挙運動になりませんから今まで通り可能です(制約は多いですが)。
また、有権者である私たちも特定の候補者や政党について自由にネットで発言してよいか微妙です。こればかりは専門家に聞くのが一番なので、あたれる所に尋ねてみることにします。総務省の見解と同じはずですが、自分で質問してみると経験値が上るかも。
Aug 18, 2009 (Tue)
# MacBookの熱対策にカドケシを使ってみたが
暑い日が続くとパソコンの熱対策が気になりますね。うちのMacBookは木製の机に直置きして使っていますが、やはり熱が心配で対策してみました。Twitterで
と書いて説明できるほどなので、対策と呼べるかどうか……。カドケシは、
- 安い(149円)
- 軽くて持ち運びが容易
- 入手しやすい
- 滑らない
がポイント(手抜きとも言う)。空気が自然循環なので排熱効果はあまり期待できないはず。あくまで底面を浮かせてるだけです。4日ほど連続して試用してますが、机に直接置くよりも2、3度低いように思います。多少は効果あるのかな?
ノートパソコン用の冷却台はいくつか市販されてますが、けっこう値段もします。熱伝導率が高いアルミ製品を流用できないものか。DIYセンターで何とかならぬかのう〜、冷凍食品の解凍プレートが良さそうだな〜と探してみたのですが、こちらもけっこうなお値段ですね。3000円くらいでした。こうなったらアルミ板を購入して金ノコで切ってヤスリかけるしか。でも、自作の方が高くつきそう……本末転倒。ううーむ。
コクヨ
¥ 105
あっ、Amazonは文具屋より安いよ……orz
Aug 19, 2009 (Wed)
# MightyMouseのお掃除にオリンパスのクリーナを使う
Mac OSで生活している時はMighty Mouseを使っていますが、困ったことが一つ。そう、使っているとスクロールボールの動きが鈍くなるあれです! ボールを組み込んでおきながら分解清掃できないなんてApple製品らしい欠陥ですね。何度壁に投げようと思ったことか。ネットでも試行錯誤の結果、欠陥を克服するべく様々な方法が産み出されてます。
中でもAppleマイティマウスを分解しないで掃除する。- Any Way You Want Itで紹介されている両面テープ法は分解しなくても済むので便利です。が、気合を入れてやらないといけないので面倒なことも。これは一月か二月に一回の行事ですね。
少しスクロールボールの効きが悪くなったかなと気になった時にすぐできる方法もあるのです。オリンパスの「ハイパークリーン EE-3310を使いやり方です。EE-3310は望遠鏡やカメラなどの光学製品のクリーニング用品です。半導体のクリーニングにまで使われているものなので、壊れることはないはず……です。
MightyMouseを下にして、EE-3310の液体を光学清掃用の柔らかい布にふくませて、スクロールボールをぐりぐりします。数分間転がすだけでOK。ハイパークリーン EE-3310はアルコールが主成分のため、すぐに乾燥し、15分ほどで使えるようになります。スクロールボール表面の汚れは落ちます。僕の経験では2~3週間は掃除せずに働いています。
本格的な掃除には、Appleマイティマウスを分解しないで掃除する。- Any Way You Want Itですからね。適材適所です。でも、普通の家にEE-3310が置いてあるとは思えませんねぇ……。
アップル
¥ 8,200
それでも掃除は面倒ですよ。きーっなって掃除しつつ日記を書いたくらいですからw。Arc MouseがBluetoothだったら間違いなく買うのになーと悩みつつAmazonでクリックしないよう自制してます。
Aug 21, 2009 (Fri)
# Twitter APIを使ってフォロー/フォロワーの一覧を取る
Twitterのフォローとフォロワーが失なわれる現象があると聞いていたが、最近、僕のフォローしている人の近辺でも2回ほど見かけた(当人ではない)。Twitterのバグだろうけど放置してられません。フォローの一覧を失なったらヘビーなユーザには痛いですよ。もう誰をフォローしていて、フォローされているのか覚えてませんからね。僕の場合だと230~240人くらいです。この手の対策の基本はバックアップ。
さらっと、RubyでTwitterのフォローとフォロワーをファイルにバックアップするスクリプトを書いてみました。参考にしたページは以下のとおり。
APIの使い方は簡単でしたが、はまったのは二箇所です。
- 1回に取得できる量が決っていて、続くデータはpageで取得する
- Twitterのクラスでデータ構造が定義されていたと思ったら、Mashのオブジェクトで中身は文字列
- Twitter API Documentaionを読んで中身を理解した
フォロー/フォロワーのバックアップを想定しているけれど、ブロックしたユーザのデータを取得したい時にも使えるはずです(誰が使うのだろう……)。このテキストデータですから、VCSに放り込んでおけばフォロー/フォロワーの増減がすぐ分かります(片想いが発覚して嫌かも)
動きますが適当に書いてますので。念のため。
# Arc Mouse購入
MightyMouseのお掃除にオリンパスのクリーナを使うでArc Mouseを買わないよう自重すると書きましたが、翌日にぽちっとなしました。Arc MouseはBlueetoothだったらすでに購入していたはず、というくらい店頭では気にいった商品なのですよ。それで、半日使って分かった良いところは、
- 軽い
- 手になじむ
- 掴むのではなく手におさまるのがグッド
- クリック音が静か
逆に、残念なところは、
- ホーイルの動作音がうるさい
- 横スクロールできない
- やっぱりUSBアダプタは邪魔
ですね。特にUSBアダプタが許せないなぁ。Bluetoothは相性の問題があってハマる事例をよく耳にしますが、僕はBluetoothでトラブった経験がないので信用してます。ですからBluetoothにしてほしかったですね。今どきマウスでUSBポートを一つ潰すのはもったいないですもん。
Aug 22, 2009 (Sat)
# 映画「サマーウォーズ」を見てきました
いやぁ、楽しかったですね!
細田監督の舞台挨拶がある回に行ってきました。それなのに「サマーウォーズ」の事前知識ほぼ皆無、予告編すら見てないという……仮想世界と大家族を描いているくらいの知識だけでした。こんなことを書くと細田監督作品ファンに怒られそうですが……。
仮想空間OZのセキュリティがダメダメとか、他の技術設定に無理がありすぎだろーとツッコミ入れたくなるところを、がしがし作画とノリで乗り切ってしまうところがスゴい。それ違うだろ〜無理だろ〜と少し思わせておきながら、観客を物語に引きずり込むのが上手というか。技巧派だなーと思いました。とにかく絵も構成も脚本も緻密で、この辺りは「時をかける少女」と似てるかも。ちょっと話を収束させられてない感もありますけど。
ところで、僕はネットのアバターは好きではないです(Yahoo!とかモバゲーとか)。できれば目にしたくない人ですが、「サマーウォーズ」はそのアバターがバリバリ登場する仮想空間が半分舞台ですから、当然ネットとリアルの対比で語られそうです。けれども、僕そういう風に見えませんでした。この映画の面白いところは、登場人物が自分の持ち場をきちんと守ってること。仮想空間であっても、現実であっても。そちらが大切なんでしょうね。「あきらめるな」というセリフが好き。そして、それが世界を守ってる。舞台は夏ということもあって、高校野球が上手に使われています。この「サマーウォーズ」の中で、彼が最後まで野球をしていて、そして応援していた人がいたことを僕はちゃんと覚えていますよ。このことが妙に印象に残ってます。
蘊蓄はともかくとして、夏希ちゃんの浴衣姿が最高でしたね〜。健二くんうらやまし……すぎる。そして、神木隆之介の声は巧すぎますよね〜。彼はいくつなの? 16才!?。将来が楽しみ、いや本当に。また観たいですね。
舞台挨拶、ティーチイン
映画を観た後に、監督の話を聴ける機会なんでそう滅多になく貴重でした。細田監督はたくさん喋る人だなーと(笑)。あれだけ頭から出力できないと作品を作れないのかも、と思ったり。
監督が20代前半の人は手を挙げてとアンケートしたところ、観客の半数以上だったので、おじさんは少し切なかったですよ。しくしく。まぁ、僕は「デジモン」の世代でもないですからねぇ。
映画とはあまり関係ない話
「サマーウォーズ」公式サイトのプロフィール用画像ダウンロードのアバターはTwitterやmixiなどのプロフィールとして使用できます。アバターに興味のある人はぜひぜひ。僕は夏希ちゃんにしようかな(ばきぃ)
なお、細田守監督はTwitterやってます。アカウントは@hosodamamoru。監督のアイコンって誰がモデルなんでしょうね。
Aug 23, 2009 (Sun)
# 日記のエントリをReTweetするリンクをつける
日記のエントリをTwitterにつぶやける機能を追加できないかと思い、section_footer2.rbのソースを読んでみました。僕が求めていたTwitterにつぶやくだけであれば、yamlのファイルを追加するだけで実現できました*1。
以下のtwitter.yamlを@{cache_path}/yaml/ に配置します。@kayakayaは自分のアカウントに置き換えてください。
url: http://twitter.com/home?status=RT @kayakaya:Reading+ src: http://kayakaya.net/parts/madeother/retweet.gif title: ja: このエントリをReTweetする =: ReTweet for This entry counter:
課題としては、
- つぶやきの書式
- RTがTwitter正式採用されるため書式が変わるはず。
- 素直にReplyが良いなら @kayakaya:Reading の書式に変更できる
- Twitterのアイコンのソースをどこにするか
- 公式のアイコンが配布されていないのであれば各自のサーバに置くしかにない
- このyamlはそもそもSBM用のyamlを流用しているので無理がでるかもしれない
いずれにせよ、ブックマークレット的に使える機能はあれば便利ですから、簡単にURLやJavaScriptを追加できる仕様がほしいですね。
*1 最初はadd_twitterというメソッドを定義して、ごにょごにょ書いた
Aug 24, 2009 (Mon)
# ネットと選挙について地元の市の選挙管理委員会に問い合わせする
選挙管理委員会に問い合わせしてみる
候補者でも選挙運動関係者でもない一般の市民が、選挙期間中にブログやホームページに選挙のことを書けるのか、どこまで書けるのかという疑問は政治と選挙に関心がある人なら誰しも疑問に思っているはず。もう選挙戦も後半で、実はスルーしようかと思ったのですが、支持候補をブログ書き込み「シロ」の理由 ブログ市長が投げかけた波紋 - ITmedia Newsを読んで気が変わりました。阿久根市の選管と総務省で見解が違う感じがするのです。そのため、地元の選管の見解も聞いてみたいと思い、選管の門を叩いてみました。
ブロガーと選挙については選挙公示後のブログ更新についてお役所に聞いてたらい回しにされた件もあるので、今回は総務省はあたってません。あくまで地元の選管です(実際にブログや日記に書くとすれば地元の候補者が大半だろうから)。
選挙管理委員会で聞けたこと
地元の選管にとって
- ネットの選挙運動についての問い合わせは今回が初めて
- 候補者からの問い合わせもなかった
これは意外でした。僕の観測範囲ではネットと選挙と騒がれていますし、新聞の社説でも、ネットの選挙活動を解禁するべきとあるくらいです。現場の実務レベルではこの程度なのでしょう。ちなみに、選管の方は阿久根市の件もご存じありませんでした。ともあれ、初めての問い合わせでもあり、選管の方も戸惑っていた感じを受けました。
一市民がネットで特定の候補者や政党について書くことは、
- 公職選挙法第146条が該当する項目
第146条 何人も、選挙運動の期間中は、著述、演芸等の広告その他いかなる名義をもつてするを問わず、第142条(文書図画の頒布)又は第143条(文書図画の掲示)の禁止を免れる行為として、公職の候補者の氏名若しくはシンボル・マーク、政党その他の政治団体の名称又は公職の候補者を推薦し、支持し若しくは反対する者の名を表示する文書図画を頒布し又は掲示することができない。
やはり第146条の「何人も」がひっかるようでした。では、特定の候補者や政党の名前を出さないで、例えば、マニフェストの内容について意見を書くのはどうか、と聞いてたところ、
- マニフェストへの意見も特定の政党が類推されるものは難しいかもしれない
ですから、書けることは一般論にならざるをえません。選管の担当者としては、
- 選挙期間という時期なので慎重にしてほしい
を強調されてました。僕が同じ立場であればそう答えるでしょう。これは、とても理解できます。何しろ地元の選管はラディカルに解釈できないはず。無茶を言っても仕方ない。正直僕もケンカしてまで何かやりたくないですし、逮捕されたくもなければ、仮に支持する候補者に迷惑がかかることも避けたいですからね。
けれども、残念なことばかりではなく収穫もありました。
- 演説会などの日時を列挙したページは問題ない
とのこと。個人でも選挙情報のニュースサイトは作れるようです。
最後に
チラシが入ることもなく、どの候補の演説会の日程すら不明なのが今の実態。これでどうやって投票しろというのでしょうね。情報を得るには自分から選挙事務所に電話をかけたりコンタクトするしかないのが実状です。ローカルな選挙のニュースサイトが可能であれば少しは情報不足を補えそうです。全国レベルの選挙情報サイトが拾えないローカルな選挙情報を載せたものになるかな。
個人的には公職選挙法は来年の参議院選挙の時までに改正は間にあわないと思ってます。うまく行けば施行規則と総務省の見解が変わるかもしれない程度です。今回の総選挙の実態と合わせて、次の選挙までに何ができるるのかを探ってゆきたいなと考えてます。
なお、この日記は僕一個人が選管を訪問して聞いてみたことを書いたものです。地元選管の正式な回答文書ではありません。この点に留意願います。
最後の最後に。総選挙という忙しい中、応対していただいた選挙管理委員会の方々ありがとうございました。
Aug 25, 2009 (Tue)
# 住んでる田舎の選挙情報のこと、小選挙区候補者合同演説会に行ってきて
小選挙区候補者全員が参加する演説会に行ってきました。マニフェストなど書かれた政策を見る機会は多いですが、本物の演説を聴くと違いますね。政策で選ぶと言われても、この候補者で大丈夫なのだろうか、という懸念が出てきました。実際は懸念していたことはやはり!だったのですが……。ともあれ、確認できただけでも収穫ありました。内容をMacBookでメモしていたのですが、見返すとかなり面白いです(6400文字でした)。これで、小選挙区に投票する人は決まったかな。
この合同演説会で、主催者曰く、全国レベルの情報は流通しているが地元の情報は少ない、この演説会が役に立てば幸いとのと。まさにその通りで、僕自身、
とTwitterにつぶやいてます。冗談めいてますが、数字は事実です(笑)。テレビと新聞以外の、候補者発の情報はこれだけしかありません。連呼がうるさくもなければ、ビラで郵便受けがいっぱいになることもありません。能動的に情報収集する有権者でなければ、選挙の情報に触れることは無理だと感じてます。なお、演説に限定すれば、候補者の方々は頻繁に駅立ちしているようです。ただし、僕は普段駅を利用しておらず移動はもっぱら車です。そのためか、当地に引越してから2年経ちますが、駅立ちを見たことがありません。都市部に住んでた頃はよく見かけましたけどね(駅立ちに意味がある意味ない、うるさい、等の意見はともかく、候補者の存在を知ることができるだけでもありがたいかもしれませんよ、都市部で通勤している方々)。
ちなみに、この合同演説会を知ったのは、とある候補者の選挙事務所にマニフェストをもらいに行った時でした。ネットでマニフェストが見られるから十分と判断していれば、合同演説会の存在も知らないままだったはず。存在を知った後にネットで合同演説会を検索してみたところ、ほとんどヒットせず……。支持者でもないのに、選挙事務所にマニフェストを取りに行った僕も酔狂かと思いますが、酔狂でなければ演説会すら知らないという実態は変ですね。
候補者や地元の市議のブログを幾つか読んでいるので、そこに載っていれば、他の演説会にも行けたかもしれません。今回の合同演説会では候補者と来場者による質疑応答がありませんでした。本来であれば候補者本人に疑問をぶつけられる場所が一番良いはず。そのような集会も存在しているようですが、普通の生活では情報が入ってきません。さくっとネットで演説会情報を見られれば便利でしょうね。今のままでは候補者も有権者も不幸な選挙制度ですよ、本当に。
さて、比例区はどこに投票しようかな。
Aug 27, 2009 (Thu)
# ダムマニアは美的感覚が貧しいか本質を見抜く力が無い」の続きの記事が良くない
この日記のエントリは、以下のブログに関連するものです。以下のリンクを読んでいることが前提です。
- この記事は「灰」になりました・・その壱 ……「ダムマニアは美的感覚が貧しいか本質を見抜く力が無い」 から改題
- はてなブックマーク - ダムマニアは美的感覚が貧しいか本質を見抜く力が無い - 長い正夢 - Yahoo!ブログ
遅ればせながらダム好きとして一言書いておくかと思ってブログを見てみると、負けました宣言がありました。そして、続きのエントリーを見たところ、このように書かれてあり、うーんと思ってしまいました。
威力業務妨害をここまでアッサリとやってのける人が居ますな。
何が目的でしょうか。 発言の撤回でしょうかね? これは個人のブログですよ。 「世界に発信するなら責任持て」←噴飯ものの理論です。 言ってて恥ずかしくならないのかねぇ・・・
日本国憲法はどこに行ったんでしょう? ヤクザや右翼と同方法論で、俺のブログの口封じをしようと思ってるのですかね。
コメント欄が閉じられているので、こちらに書くことにしましょう。
なぜ威力業務妨害と感じたのか
まず、何をもって威力業務妨害だと感じたのかが気になります。そもそも、今回の件が、威力業務妨害に該当するのかは置いておきます。なぜ、そのように思われたのかに絞っています。コメント欄が炎上(タイトルが「灰」になったと書いてあるので、炎上の意識はあったと思います)したからでしょうか。ネガティブコメント(曖昧な表現ですが)が含まれていかたらでしょうか。ブログ以外のソーシャルブックマークのコメントでの言及だったのでしょうか。特定できる発言を威力業務妨害として感じたのか、批判中心の反響を威力業務妨害と受け取られたのか関心があります。
個人ブログに責任はあるのか
個人のブログに責任があるのか、僕は適切な答え知りません。個人ブログの責任にもいろいろあって、影響力の大きいアルファブロガーと、はたまた内輪で見ることの多い個人ブログの責任は違うでしょう。また同じ個人でも場所が違えば責任も違うはず。「個人が発信するなら責任持て」に違和感を感じる理由は分からなくもない。けれども、個人が発信する内容も、中身によっては人に不愉快になるでしょう。日本国憲法によって、言論の自由があります。表現の自由があります。ですから、誰でもブログを書けます。と同時に読み手もまた、それに対する言論の自由と表現の自由があります。その点は忘れないでいただきたい。
はしよって言うならば、ダムマニアについて書いたことが、そのまま元のブログに帰ってきただけの話です。ほめているだけのブログならば問題が生じにくいと思いますが、批判が中心ならば不愉快になる読み手が出るのは当然のこと。不愉快になるような発言は書くなという意味ではなく、対する批判のリスクを想定するべきでしょう。その批判が的確であれば賛同されるし、そうでなければ、さらなる批判を浴びる。ある意味単純な話ではないでしょうか。なお、虚偽の人格攻撃はこの限りではありません。これは考えたくないですが、批判を想定しないで、好きに書いて良いかは別ですよね。責任云々とはズレて書いてますが、逆にここから個人ブログに責任があるのかを考えてみると良いのではと考えています。僕は個人ブログも責任があると意識して書く方が、後の面倒をいろいろと想定できて書きやすいかなと思う節があります。
なぜ反論を書いたのか
ヤクザや右翼と同方法論で、俺のブログの口封じをしようと思ってるのですかね。
の一文にとても引っかかりました。このような表現だったから、ダムマニアの件もヤクザと関連づけていたために批判を浴びたはず。ネガティブなものと安易に比喩をすると、同じ轍を踏むでしょうね。言いたいことは分かりますが、適切な比喩だとは思えません。
長文でもないブログに、それを上回る分量で批判しているのは自分でも何だかなぁと思います。正直途中で書くのをやめようかと思いました。けれども、この感覚であれば、また同様の炎上を起こすだろうなぁと思ったこと。それから、批判を受けないでも書けるからたかがブログと思われていると感じたからです。それは違うと声を大にして言っておきます。
ネガティブなことを書きたいときは、容易周到に準備し、敬意を持って徹底的に壊滅させる方針が良いかもしれません。とにかくダムが嫌いであればやる価値があるかもしれません。それならばダムマニアも望んでいるはず。中身のある話はダムマニアにも好きな人はたくさんいますから。
Aug 28, 2009 (Fri)
# 6月の鉄塔部活動、称名川第二線第一鉄塔
いけないことに近頃鉄塔部活動をさぼってます。その代わりに6月に富山県の称名滝に行ったときに撮った写真をFlickrに上げました。称名滝の写真は少なくて、鉄塔や砂防ダムがメインです。
これは称名川第二線第一鉄塔で、背後は悪城の壁。鉄塔をよく見ると「1」の標識があります。実は称名川第二発電所のすぐ隣にある鉄塔で、発電所から伸びる称名川第二線にとって最初の鉄塔なのです。そう思うと嬉しくなる鉄塔ですね。栄光の一番ですからね。なお、鉄塔が傾いているのは撮り手の腕が悪いせいです(汗)。
状況を説明的に撮った写真がこちら。発電所への送水管は写ってませんが、発電所と道路を挟んだ山側にあります。雪深いからか、発電所の上はヘリポートです。このヘリポートがまた目立つ色で緑に映えます。ただ、冬の積雪は軽く数メートルを越えるのに、どうやって着陸するのか。また、ヘリポートから人が降りられるのか不思議です。どのように運用しているのでしょうね。
# 日記を改善しようと思うのでメモ
- この日記のテーマを変更する
- ソーシャルブックマークやTwitterへのつぶやきボタンを整理する
- section_footer2.rbのソースをいじってるが四苦八苦
- セクションのタイトルをTwitterのつぶやくアクションに渡したい
- add_section_leave_procメソッド内でタイトルを簡単に取得できないか模索中
Aug 29, 2009 (Sat)
# 期日前投票
期日前投票に行ってきました。選挙で気になったことを2つ1つ書きます。
投票所には
- 衆議院小選挙区
- 衆議院比例区(近畿ブロック)
- 最高裁判事の国民審査
の3つ投票箱がありました。小選挙区は独立した箱でしたが、比例区と国民審査の箱は隣に並べてあるだけ。衆議院比例区や国民審査と明記されてましたが、間違えて違った票を入れてしまう人もいるはず。どうして紛らわしい作りにしてるのでしょうね。ダメダメ動線設計の見本みたいでした。 国民審査の箱に比例区の票を入れたら無効になるのかなぁ。だとしたら、見直すべきですね(きっぱり)。
修正
2つ→1つ。(2009/08/30)
# 僕の投票の判断基準、マニフェストより質問状重視
今回の選挙にあたって、どの情報を重視し判断したのか。マニフェスト選挙と言われてますが、マニフェストは一通り目を通しただけで精読してません。マニフェストの知識を踏まえて、マニフェストよりも参考にしたのが、各団体の政党や候補者への質問状およびそれへの回答です。具体的な問題を突き付けられた時に個性がでます。個別問題も他の国政の争点になっている問題と微妙に関係しているので、各党の回答に特徴が出ます。経済対策はその時に経済情勢で変ってきますが、自由や人権に関わる政策は変わらないでしょうから、政治家の未来も予測できるかも(と書くと大げさかな)。
例えば下記を参考にしました。
# tDiaryにTwitterボタンの目処が立ちそう
Twitterに、日記のタイトルを含めてつぶやけないか模索中の件。
section_footer2.rbをいじっていましたが、セクションのタイトルを取得するのに四苦八苦してました。たださんに、add_subtitle_procを使えば取れるよとTitterで教えてもらったので、試してみると。意図通りに とタイトルが取れましたよ。ほっ。
これで目処がつきそうなので、週明けにでも形になるかな。もっとも、雪豹の相手をしてなければの話ですが、これは別問題。
# 「ネットでは「誰もが有名人」である」がオススメ
@geekpageさんが書かれた「ネットでは「誰もが有名人」である」が秀逸です。 ぜひ読んでください。
Aug 31, 2009 (Mon)
# 「Twitter政治家(国政、地方問わず)をフォローしている方にお聞きします。第45回衆議院議員総選挙に投票しましたか?」の調査アンケートを作成しました
の調査アンケートを作成しました。以下の趣旨(大げさかな)です。
- Twitterで政治家をフォローしている人も多いですが、投票に結びついているのかは不明です。*1
- 投票率だけが政治への関心の指標ではありませんが、投票率は政治関心度を示す意味のある数字だと考えています。
- ついったらーとTwitter政治家、Twitterを始めてみたい政治家の参考になると良いなと思ってます。
- 政治にも関心がある一人のついったらーの立場で作成しました。
- 任意の回答ですから、結果に厳密性はないでしょう。でも、ないより、このようなアンケートはあった方が良いだろうと思ってます。
- なお、作成者の僕には誰が回答したのか分りませんので、僕個人が回答者の回答結果を秘密に知ることはありません。
この趣旨に賛同される方はぜひ調査アンケートにご協力ください。よろしくお願いします。
追記
日記からも回答できるガジェットを追加しました
*1 政治家のフォロワーを調べて「投票なう」を抽出するのもどうかと……
# section_footer2.rbを改造中
section_footer2.rbをごにょごにょして、読んでいる日記からTwitterにつぶやけるようにする改造をしています。サブタイトルを取得して、Twitterにつぶやけます。
- yamlファイルは使わない
- add_twitterを追加
- つぶやきはの書式は"RT @kayakaya: サブタイトル url"
- Twitterのユーザ名はtdiary.confの@options['twitter.user']で指定
大きなバグが一つ。サブタイトルにhtmlタグが含まれていると、レイアウトが崩れてします。なぜなら、プラグインはサブタイトルからカテゴリーを除去した文字列をそのまま出力しているから。さらに単純な文字列だけにしないとだめですね。似たような処理がありそうですからソースを読まねば。
年間聖句(2010年)
あながたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。
新共同訳聖書ガラテヤの信徒への手紙3章26節You are all sons of God through faith in Christ Jesus. for all or you who were baptized into Christ have clothed youselves with Christ.
Galatians 3:26-27 (New International Version)




_ へいちゃん [僕の友人は楽天市場のブログで知り合い、結婚しました。数年前の話ですが、何年前だっけ?(そこ重要ですよね)]
_ kayakaya [ネットで知りあって結婚した話は今でも耳にしますね。楽天ブログはよく知らないのですが、とりたてて変化したという感じもな..]