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kayakaya日記


Mar 09, 2010 (Tue)

# お水取りに行ってきたよ

Nigatsudo, Todaiji and Peoples waiting for Omizutori

去年に引き続き今年もお水取りに行ってきました。

登大路の駐車場に止めて、まずは興福寺国宝館へ。国宝館は先日の3月1日にリニューアルオープンし、展示品を囲うガラスケースがなくなったと聞いて行ってきました。現在は仏像などの展示品は露出して並んでいます。ガラスの反射がないので、直に見られるのは嬉しい限り。ただでさえ、奈良時代と鎌倉時代製作の国宝や重文の仏像がわんさと展示されているので、実に濃密な空間でした。どきどきしっぱなしでしたね。有名な千手観音菩薩立像阿修羅像*1は言うまでもありませんが、阿修羅を含む乾漆八部衆立像木造十二神将立像なども印象的でした。ずらっと並べてあるのでシリーズ作品(連作)として眺められるところがよろしい。

その後、ならまちにあるたい焼き屋「こたろう」へ行きました。が、本日分売り切れでした。あらら(がっくし)。ぶらぶらならまちを散策し、春日大社を経て、二月堂に。ならまちもカフェや雑貨屋ちっくな店が増えましたねぇ。観光地化していると云えばそれまでですが少し寂しいような。カフェは好きなので増えてほしいですが、どこも絵手紙風フォントの店看板なのは間違ってないかい?

今日は二月堂の下から見るのではなく、二月堂上の茶所付近で松明が上ってくるところを見物する予定でした。しかし、上に登ることができるのは18時まででギリギリ時間制限に引っ掛ることに(事前の調査不足で反省ちう)。で、二月堂の下から、しかも今までで一番遠方から眺めることになりました。写真を見ると雰囲気が分かりますよね? そういえば、後ろに中学生の修学旅行(?)の集団がいて賑やかでしたが、よくお水取りに集団を連れてくるなぁと感心しました(引率が大変という意味で)。肝心のお松明ですが、昨年に比べるとお松明の振り回し方が派手ではないかな、と批評めいたことを思うようになるなど一丁前のお水取り見物客気分です。

お松明の後で、二月堂内に入って修二会の行事を拝見しました。事前に申し込めば内陣にも入れるらしいので、来年はこちらも見物できるように調べておかないと。キリスト者とはいえ仏教のこのような行事には興味あります。関連では、若狭のお水送りを見物してから、二月堂のお水取りに臨みたいなぁと密かに考えていたりします。

*1 残念ながら背後から見ることはできません


Mar 08, 2010 (Mon)

# さくらインターネットの野良ビルドRubyでiconvを使う

さくらインターネットに野良ビルドしているRubyで、Hikiを動かしていたところiconvが見つからない、というエラーが出でるでは。そう言えば、FreeBSDでRubyをビルドする場合はiconvの場所を指定してあげる必要があったなぁと思い出しました。また同じミスをしないためにメモがてら書いておきます。

Ruby 1.8系

1.8.7はconfigure一発でOK

$ ./configure --prefix=$HOME/local/ruby187/ --program-suffix=1.8.7 --with-opt-dir=/usr/local  --disable-doc-install
$ irb1.8.7
irb(main):001:0> require 'iconv'
=> true
irb(main):002:0>

Ruby 1.9系

1.9.1はconfigure, make && make installの後で、extconf.rbで指定してあげると。

$ ./configure --prefix=$HOME/local/ruby191/  --program-suffix=1.9 --disable-doc-install
$ make && make install
$ cd ext/iconv
$ ruby1.9 extconf.rb --prefix=$HOME/local/ruby191 --with-iconv-dir=/usr/local
checking for iconv() in iconv.h... no
checking for iconv() in -liconv... yes
checking for const of iconv() 2nd argument... yes
checking for iconvlist() in iconv.h... yes
checking for __iconv_free_list() in iconv.h... no
creating Makefile
$ make && make install
gcc -shared -o iconv.so iconv.o -L. -L/home/kayakayaichthys/local/ruby191/lib -Wl,-R/home/kayakayaichthys/local/ruby191/lib -L/usr/local/lib -Wl,-R/usr/local/lib -L.  -rdynamic -Wl,-soname,iconv.so   -liconv  -lthr -lrt -lcrypt -lm   -lc
/usr/bin/install -c -m 0755 iconv.so /home/kayakayaichthys/local/ruby191/lib/ruby1.9/site_ruby/1.9.1/i386-freebsd7.1
$ irb1.9
irb(main):001:0> require 'iconv'
=> true
irb(main):002:0> exit

参考にしたサイト


Mar 07, 2010 (Sun)

# Firefox + Safari からSafari + Chromeに変更

ここ1年ほどFirefoxをメインに、Safariをサブのブラウザとして使ってきたのですが、Safariメイン、Chromeサブの組み合わせに変更しました。

メインのブラウザでいわゆるブラウジングをし、サブではGmailやRTM、last.fmなど常に開き放しのサイトを表示させるように使い分けています。わざわざ分けている理由は、例えばGmailを読んでいる時にはブラウジングした時のタブは見たくないからですね。関係ないタブがあると気が散ります。ちなみに、livedoor Readerなどは他のサイトを表示させることが多いのでメインのブラウザで見てます。つまり、サブのブラウザで表示させているサイトはできればスタンドアローンアプリで使いたい類になりますね。Google GearがSnow Leopardでも使えれば便利なのですが仕方ありません。

FirefoxからSafariメインに変えた理由は、起動に時間がかかりメモリを大量に消費するからです。特に起動はイライラ。4秒〜6程度でイライラしていたら体に悪いと思いますが、他のブラウザが速いだけに我慢できないですね。ちなみに、Safari、Chrome、Operaも1秒ほどで起動します。あとはメモリ。Firefoxはたいてい500MB以上は消費するのでおいおいと思うわけです。MacBookには4GB積んでいるので足りなくなることはないですが、時々キツキツになることが。

Chromeを使っていた時にメモリ消費量を調べてみると100MB切っていることに気付きました。これならば、Safari + Chromeで使う方がメモリの節約になるのではないかと思い、1ヶ月ほど前にFirefoxから切り替えました。Firebugを使いたいがためにFirefoxを上げる時がありますが、それ以外では困ってません。

いっそChromeメインにしても良いのですが、1Password対応が限定的なためにSafariをメインにしています*1。なお、Chromeの1Password拡張機能の導入方法は、AgileWebsolutionsのThread: Setup instructionsに書かれてます。正式リリースではないバージョンですので自己責任で。Chromeの1Password拡張機能が、SafariやFirefoxの拡張機能と同等の機能がサポートされれば、Chromeをメインにする可能性大です。

そういえば、WindowsやUbuntuのFirefoxはメモリ周りで不満に思ったことがないのですが、Macとのアーキテクチャーの違いなのでしょうか。この辺りはよく分かりません。ともあれ、案外ブラウザは簡単に乗り換えられるものですね。今やローカルではブックマークはほぼ使ってませんし、乗換えのコストが劇的に減っているのではないかと思います。ネットの情報を参照するものはネットに置いておくのが吉なのでしょう。

*1 パスワードはサイト毎に1Passwordが生成したランダムな文字列を使っています。自分ではマスターパスワード以外は覚えていませんから1Passwordがないとあらゆるサイトにログインできません


Mar 05, 2010 (Fri)

# 三田市立図書館蔵書検索iPhone版のiSandaTosyoを改良

iSandaTosyo

  • iSandaTosyo - 三田市立図書館蔵書検索iPhone版

三田市立図書館の蔵書をiPhoneから検索する「iSandaTosyo」の続き。

蔵書の書誌情報を表示する画面を変更しました。書名、著者名、ページ名、分類、ISBNなどいくつかの項目のみ表示していましたが、公式の検索結果と同じものを表示するようにしました。

公式サイトの元の検索結果はテーブルタグで項目を表示しています。これが曲者で翻訳本、シリーズ本などによって表示する項目数が異り、スクレイピングの結果を場合分けをするのが困難になったのが理由です。結果をそのまま整形せずに表示しているのでダブりなどがありますが、表示が崩れるよりはましと判断しました。iPhoneらしくない画面ですが、まぁ仕方ないですね……。

僕が図書館に行くたびに使ってみて、表示が崩れるのはちょっとと思い改良してみました。他に機能で不足しているのはページングですが、著者名で検索しない限りは困らないので気が向いたときにでも改良することに。今回はいじりません。


Mar 04, 2010 (Thu)

# 『あなたはなぜ値札にダマされるのか?—不合理な意思決定にひそむスウェイの法則 』

あなたはなぜ値札にダマされるのか?―不合理な意思決定にひそむスウェイの法則 あなたはなぜ値札にダマされるのか?―不合理な意思決定にひそむスウェイの法則
オリ ブラフマン/ロム ブラフマン/Ori Brafman/Rom Brafman/高橋 則明
日本放送出版協会
¥ 1,575

行動経済学を分かりやすく説明した翻訳本という認識で良いのかな? 購買や面接、テストなど合理的に思考すると思われるシーンにおいても、合理的ではない行動を取るという話ですね。エピソード満載でさくさくっと読めました。速読な人なら通勤電車の往復で読めるくらいな手軽さなので、話の種にへーっと読んでみると良いと思います。タイトルは「あなたはなぜ値札にダマされるのか」となっていますが副題の「不合理な意思決定にひそむスウェイの法則」の方がふさわしいでしょうね。「値札にダマされるのか」は釣りでしょう。そういう意味では、タイトルだけで本書を手に取った僕はダマされているのかしれません……。ダマされる?ところでは男性は美人の女性に弱いのね……というエピソードが多いです。はい。美人には不合理な判断をしてしまうので世の男性は気をつけましょう*1

以下スウェイの法則を自分なりに掻い摘んで紹介。

損失回避の法則

損失の可能性をなんとしても避けようとする

旅の途中にタイヤがパンクして、予定を間に合わせようと知らない下道に入り込むこむシーンです。長期的な視点に立てば、遅れを受け入れてタイヤ交換後も同じ道を走れば良かったわけです。下道に入り込むケースではさらに状況を悪化させる可能性がありますね。車を運転しているので良く分かります。時間に遅れそうな時に……。

電話の契約では固定料金よりも従量料金の方がお得な人でも、つい電話してしまうのではないかという心配からより割高な固定料金で契約してしまう例を上げています。

コミットメントの法則

ある物事に労力をかけたあとでは、それがうまくいかないとわかっていても止めることができない

ベトナム戦争の泥沼を例に上げていましたが、日本にたとえるならば、ダムを初めとして公共事業でしょうか。公共事業の中止が相次いでいますが、事業には多額の税金をつぎ込んでおり、またお役所の面子もあるため、事業がうまくいかないことが分かっていても、今まで撤退しにくい状況に陥いっていました。

もし迷ったら「今からプロジェクトに参加することを選べと言われたらどうするか」と自問するのが良いとのこと。確かにそうですね。まぁ、それができないからコミットメントの法則に陥いるのですが……。

価値基準の法則

客観的なデータではなく、最初の印象にもとづいて人やものの価値を判断する

名もないオランダ人考古学者がジャワ島で発見した類人猿の化石は学界で見向きもされませんでしたが、イギリスの学会に属するアマチュアが捏造した人の化石は長い間学会から公式に認められていました。イギリスの権威ある学会員によるもので、しかも文明地のイングランドでの発見だったからです。ラベルによって客観性の判断が惑わされる例。

他には地下鉄駅構内でジョシア・ベルがジーンズで演奏した時には見向きもされなかったエピソード。この話は地下鉄構内にストラディヴァリウスの音色にも詳しく載っています。ジーンズに野球帽、地下鉄構内というラベルが演奏を聴く耳を曇らせてしまったという……。

世間の価値観を疑うことでもあり、この法則に立ち向かうのは困難だと思います。グループ力学の法則のように一人でも異なる意見があれば話が違ってくるはず。組み合わせて考えてみるのも良いのかもしれません。

評価バイアスの法則

ひとたびある物事に評価をくだすと、それに半する証拠が見えなくなる 評価ラベルをつけられた人は、実際にラベルどおりの特徴を身につける

NBA(アメリカ・バスケットボール・リーグ)の選手を分析したデータによれば、選手の出場時間は得点力など客観的指数に比例せずに、ドラフトでの指名順位に比例するそうな。コーチはドラフトで高い順位で指名した選手だからやってくれるだろうという期待から、その選手を試合に出す傾向があるらしい。ドラフトでコーチの目が曇ってしまうわけですね。

つまり、本書にもありましたが、初デートの印象は大切と……。

プロセスの公平性の法則

結果の損得よりも手続き上の公平性を重視する

重い量刑を受けた受刑者でも、弁護士と話す時間が長かったりして自分の言い分を聞いてくれたと感じているならば、重い量刑を納得する傾向にあるそうな。逆に話す時間が短かければ軽い量刑でも不満に思うとのこと。つまり、量刑の重さに関わらず、自分が公平に扱われたかが満足の指標になっているわけです。この公平性の法則は犯罪者でもないVC(ベンチャー・キャピタリスト)と起業家の関係でも同様で、VCは頻繁に報告している起業家を信頼しやすくなるとか。ビジネスの成功という結果ではなく、そのプロセスであるコミュニケーションに重きを置いてしまうわけです。非常に理解できる話ですが、結果が求められるVCにとっては時に致命的な結果になるかもしれませんね。

金銭的インセンティブの法則

報酬の可能性をちらつかされるとかえってもモチベーションが下がる

スイスのとある自治体に放射性廃棄物貯蔵施設を建設する際に、地元住民の反対に対して補償金を提示したところ、逆に反対の意見が強くなってしまった例。補償金を提示する前の方が賛成意見があったにもかかわらずです。経済的観点からすれば金銭的インセンティブは合理的に思えます。金銭的インセンティブは脳の快楽中枢を刺激する特徴があり、快楽中枢と博愛中枢は同時に働かないそうな。金銭的インセンティブを与えると博愛中枢が働かないために、かえって国を助けようかという気運が下るらしい。金銭が絡むと利他的になりにくくなりますから、色々な局面で通用する法則のように思えました。

テストで100点を取ったらお小遣いを上げるという金銭的インセンティブは有効ではないわけですね。なるほど。

グループ力学の法則

四人に三人は、まちがいだとわかっていながらも大多数に意見を従う。

大勢の同調意見があれば、それに従ってしまう傾向があります。そのためにも反対意見の重要性を問いています。アメリカのイラク戦争の主張などはその典型でしょう。熱心に主張したアメリカ、それに反対し続けたフランス。さらにはローマ教皇選定にあたり必ず反対意見を述べる悪魔の枢機卿の役割を例に説きます。反対意見が重要であることは云うまでもありませんから、問題はどのようにその仕組みを作るかでしょう。制度的に保証されていなければ無意味です。この実装が難しいわけですが、グループワークなどで意図的に反対意見を云うような工夫をしたいなと思いました。

*1 本書の男女のサンプルで、女性が男性を判定するケースが少なかったようにも思えるので、本当の性差の話ではなくネタ程度で考えておくのが良いのでは。あるいは自戒を込めて。


年間聖句(2010年)

あながたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。

新共同訳聖書ガラテヤの信徒への手紙3章26節

You are all sons of God through faith in Christ Jesus. for all or you who were baptized into Christ have clothed youselves with Christ.

Galatians 3:26-27 (New International Version)